日立製作所、株価最安値更新と業績赤字に関する雑感

久しぶりの更新が経済ネタなのもなんですが、自分用のメモを兼ねて記します。

日立製作所。
株価は2009/1/30で過去10年最安値の294円。
2009年3月期業績予想は、赤字7,000億円。
詳細は、下記を参照のこと。
2009年3月期業績予想の修正と今後の業績改善施策について

ちょっと内容を読んでみます。

単純な人員削減はしないとの事です。
すなわち、人員の配置転換で乗り切る作戦です。あとは給与削減です。役員も管理職も既に給与一部カットされている筈ですが、さらに、と言うこのようですね。
これにより、プラズマディスプレイ生産から撤退しても、配置転換によって乗り切り失業者を出さないとの事です。
世の中に、この姿勢は評価されるでしょうか。
それとも、放漫経営と言われるでしょうか。

評価は分かれそうです。
この、人を切らない姿勢が国内の経済を支えている面はあります。
それは、雇用されている人は、商品を購入する人になるからです。
しかし、株価には国内経済への貢献はあまり反映されにくい傾向があると思います。
そして、株価の低迷は営業外損益を増やします。
その結果、赤字が大きくなれば株価は、と…不のスパイラルです。

株価は、この際おいておきます(おいておいて良い額ではないのですが…)。
7,000億円の赤字の内容を見てみましょう。
営業利益 400億円
営業外損益 -4,200億円
法人税など -3,300億円
少数株主持分 100億円
合計 -7,000億円
営業利益は激減です。
2008年10月見込みでは4,100億円だったのが、400億円に下がっています。
税金だけでもはや赤字です。
税金はきついですね。
これ以外に固定費(人件費)で税金払っています。
みんなの生活保護や行政サービスに貢献してるよ!

また、営業外損益-4200億円の内訳を見てみましょう。
有価証券損益持っている株の価値が下がった-400億円
為替差損 持っている外貨の価値が下がった-500億円
持分法利益 一定以上の議決権を保有している会社が赤字だった-1,400億円
事業構造改革関連費用拠点統合などによる固定資産の売却損や早期退職者などの人件費-1,500億円
その他特に説明なし400億円
まとめて見ましょう。
  • 不景気で、収益が予定より3,700億円減った
  • 株価低下と為替低下で、2,300億円減った
  • 繰延税金資産の評価が2,200億円減った(これの理由は良く分からん。税法が難しすぎる)
これだけで合計8,200億円も利益が減ってしまったようです。

このあと、この会社がどうなるかは分かりません。
人を切って効率を上げる会社と、人を生かして低空飛行する会社。
どちらが良いとは一概には言えないと考えます。
そのどちらを人々が選ぶかは、興味深いところです。

とりあえず、私の場合いは、自分の服や身の回り物の新調、食費はしばらく控えた方がいいようです。
合成の誤謬が怖いですが。
それゆえに、実装が止まると私の心のオアシスがなくなってしまう武装神姫には惜しみなく投資です。
2009/1/29に新実装された和ゴスも即購入です。
新武装もあれば買ったのですが、スノーボードもゴーグルもゲーム内通貨。KONAMIは太っ腹すぎる。

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